
結果発表
審査会より
今回の「ワールド・ウッド・デー小学生国際作文コンクール」は、当団体の初めての試みでした。
そのため、十分に周知が行き届かなかったこともあってか応募作品は限られた数でした。
ただし、応募作品はいずれも一生懸命書かれており、あらためてご応募に感謝します。
今回の作文コンクールはテストではありませんし、「こう書くべき」といった模範を示した募集もしておりません。
ですので審査も、「文章の出来」にこだわることなく、応募作にあらわれた作者の思いアイデアをもとに議論しました。
応募作には大きく分けて、童話などのように描いたものと小論文風のものとの2つの流れがありました。
結果として受賞作は、それぞれを代表するようなものとなりました。
小論文風にまとめる場合、どうしても知識や情報の正確さも問われてしまうので、やや不利であったかもしれません。
ただし、今回の受賞2作品は作風は異なりますが、身近なところや興味関心からどう広げて森や木との関係を考えたらよいかという示唆を与えるものであった点は共通しています。
そのため、十分に周知が行き届かなかったこともあってか応募作品は限られた数でした。
ただし、応募作品はいずれも一生懸命書かれており、あらためてご応募に感謝します。
今回の作文コンクールはテストではありませんし、「こう書くべき」といった模範を示した募集もしておりません。
ですので審査も、「文章の出来」にこだわることなく、応募作にあらわれた作者の思いアイデアをもとに議論しました。
応募作には大きく分けて、童話などのように描いたものと小論文風のものとの2つの流れがありました。
結果として受賞作は、それぞれを代表するようなものとなりました。
小論文風にまとめる場合、どうしても知識や情報の正確さも問われてしまうので、やや不利であったかもしれません。
ただし、今回の受賞2作品は作風は異なりますが、身近なところや興味関心からどう広げて森や木との関係を考えたらよいかという示唆を与えるものであった点は共通しています。
テーマ
「森はみどりの小宇宙
―こんな森で遊びたい あんな森に行ってみたい―」
―こんな森で遊びたい あんな森に行ってみたい―」
目的
持続可能な世界に向けて、これからの世界を担う子どもたちが自ら自然との関わり方を考え、森林や木材への関心を育むために開催しました。
JWCS代表理事賞
「光る森の夜祭り」
野入桃子さん(小学校4年) |
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「森の中での夜祭り」を童話風に描いた一作です。
森の中でのお祭りというアイデアも楽しいのですが、その中でお店を開き案内するのが動物たちという点も楽しませてくれます。
このお店で使えるのはお金ではなく「木の実」とのこと。
森で楽しませてもらった分を何で返すべきかも感じさせてくれます。
「こんな森で遊びたい、あんな森に行ってみたい」というテーマに最も合った作品です。
森の中でのお祭りというアイデアも楽しいのですが、その中でお店を開き案内するのが動物たちという点も楽しませてくれます。
このお店で使えるのはお金ではなく「木の実」とのこと。
森で楽しませてもらった分を何で返すべきかも感じさせてくれます。
「こんな森で遊びたい、あんな森に行ってみたい」というテーマに最も合った作品です。
IWCS会長賞
該当作無し
WWDF会長賞
「緑のわくわく広場」
早川綾乃さん(小学校4年) |
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「森は人にとって、私にとって大切です」とはじめ、大切なのは必要なものを生みだすだけではなく、自然について学べること・楽しく遊べるところであることを挙げています。
のんびりしたり運動したり、と自分がどのように楽しみたいかを述べ、まずは自分の興味関心からでも森に気軽に入っていけることを示唆しています。
「屋根のない自分のへやです」という一節が印象的です。
「森林や木材への関心」の入り方を示したものとして本コンクールの趣旨に添った一作です。
のんびりしたり運動したり、と自分がどのように楽しみたいかを述べ、まずは自分の興味関心からでも森に気軽に入っていけることを示唆しています。
「屋根のない自分のへやです」という一節が印象的です。
「森林や木材への関心」の入り方を示したものとして本コンクールの趣旨に添った一作です。
主催
協賛
ワールド・ウッド・デー基金会
(World Wood Day Foundation)
(World Wood Day Foundation)
審査員
英語審査員 |
アニタ・ローゼン (元英語教師/退職老年学者) シャーロット・リー (国際木文化学会オペレーションマネジャー/特別研究員) |
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日本語審査 |
高橋由貴子 (一般社団法人日本木文化学会副代表理事/東京伝統木版画工芸協同組合理事長) 高橋正樹 (一般社団法人日本木文化学会理事) 吉野崇裕 (工房木夢創立者 / 特定非営利活動法人Mt.Fuji Wood Culture Society代表) |